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Global Summit of Women2013 レポート①

2013年6月9日

各国から女性リーダー1000人が大集合するGlobal Summit of Women。今年はクアラルンプールで開催するというので参加してきました。
14時スタートいうにも関わらず、何のアナウンスもなく20分が経過。この自由?ルーズさ?は何(笑)サミット開始早々に、ここは日本でないという違いに気付かされる。
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最初は開催ホスト国のマレーシアの観光や経済動向、誘致策などの話があり、マレーシア、ナミビア、ラオス、ザンビアのファーストレディたちが対談するセッションが始まった。そして会場の身熱が徐々に上昇してきた頃、お待ちかねのオープニングセレモニーが打ち上げられる。
サミットCEOであるIrene Natividadのパッション溢れる、わかりやすいスピーチに1000人を軽く超える女性たちは一気に沸く。そして最後はアメリカ人お決まりの、キレあるジョーク。ウィットに富む台詞は笑いを誘い痛快であった。
There is no point of blaming men, because we made them!
(男性を責めるのはナンセンスよ。だって、私たちがそれを作ったんだから!)
Ireneのスピーチ、それはもう会場1000人の一体感を形作るほどパワーあふれていたのは言うまでもない。これは翌日、ジャパンデリゲーション(日本からは26人の参加があった)の朝食会でベルリッツ会長の内永ゆか子さんから教えていただいた話。「Ireneはとにかく断言する。そして驚異的なパッションの塊。だから彼女が何をいっても、他人はそれは間違っているよと突っ込めない」そう仰っていた。Ireneの強烈なキャラクターは、まさに日本人にはあまり見ない強さだ。
セレモニーではコソボ大統領(なんと37歳女性!元警察だというから驚き)やマレーシアのラザク首相のスピーチが続き、英語の一語一句を絶対に聞き逃すまい!と思えるほど貴重な、夢のようなセッションが続きました。
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今回の参加は過去最高の人数だそうだ。世界70か国以上から、まさに国境を越えた、女性の活躍を命がけで考え行動していく志が一同に集まると何も起こらないわけはない。We are the World の曲を皆で歌ったときの一体感には、少し涙が滲み出そうだった。
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そして夜は、そのままPutrajayaと呼ばれる政府の直轄領?にてウェルカムディナー。
今回サミットに一緒に参加した友人の須子はるかさんと。須子ちゃんがいてくれたおかげで、楽しさも倍増。ちなみに須子ちゃんも主に中小企業向けの 女性活躍推進サポートクラブ を運営しており、女性活躍には格別な想いを有する仲間の一人です。
sukochan
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なにせ1000人の国境を越えた人たちと行動を共にするので、団体行動でのマナーに関してはやはり御国の違いが顕著に浮かび上がる。例えば、バスに乗り込むときは列など並ばず一気におしくらまんじゅう状態。日本では列をなして譲り合いの精神なので、この秩序の奔放さは考えられず(笑)、日本の素晴らしいマナーが愛おしくも感じてしまった。
とはいえ、日本の常識なんて、常識でもない。南アフリカ、マレーシア、中国、アメリカ、スペイン、フランス…多様な国の女性と交流をすると意外な情報が入ってきたり、そうきたか、と目から鱗が落ちてしまいそうな考えも入手できてとかく新鮮であった。
刺激は翌日も続きます。
 

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