直接体験することに勝るものはない。
2018年2月27日
ベレフェクト創業当初から長年、若手社員の営業研修を担当させていただいている会社で、先週あるシリーズ研修・本年度分が無事に終わりました。
研修を担当していて驚くのは、数か月に1度会う参加者が、そのたびにみるみる「たくましい顔」に成長していくことです。
人の成長を決める要素の比率は以下の通りと唱えられています。
直接体験すること(自分自身が現場で失敗したりする経験から学ぶ等)…70%
間接体験すること(上司から教えを受けたり、他者からアドバイス受ける等)…20%、
研修や読書すること(研修等を受ける)…10%
出典:Lombardo&Eichinger(2010). The career architect: Development plannner
どんな時に人は成長するのか?
実はほとんどが、現場で切磋琢磨したり、失敗したり、失敗してもそこから立ち直る「体験」に基づいているという。
机の上の勉強よりも、現場で経験することに勝るものはないんですね。
若手の皆さんが、見るたびに「たくましい顔」に変わっていくのは、私が会わない間にも、現場で様々な努力や行動をして、学び、育ったからだと思います。
その経験が、顔に滲み出ていたということでしょう。
とはいえ、間接体験(他者から教えを受けるなど)や研修を受講することも、比率は低いながら、各要素の相互作用のために必要なことであります。
年度末の繁忙期。
追い込みの時期ではありますが、やるべきことを着実に行動に移せるよう、
私も気を引き締めたいと思います。
戻る