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皆様へキャリアアップのご報告です

2014年8月31日

皆様にご報告があります。
株式会社ベレフェクトを創業して8年目にして
人間的にもビジネス的にも成長したく、本業のキャリアアップをする運びとなりました。
私にとって大きなターニングポイントです。
株式会社CDG(セールスプロモーション企業)の経営に参画することになりました。
明日9月1日付にて取締役(常勤)に就任いたします。
諸々の事情があり、やっと今ここでご報告ができるようになりました。
CDG(ジャスダック上場企業): http://www.cdg.co.jp/
今でこそ新しいチャレンジにワクワク感しかありませんが、
実はこのキャリアアップ、ターニングポイントの決断には、相当の覚悟と勇気が必要でした。
今回の決断は包み隠さず言えば、将来なりたいビジョン、ミッションに向かって
「もっと大きな挑戦をしたい」「自分自身が新しいキャリアを積みたい」と仕事欲が以前にも増して膨らんできたのが一番の理由です。
私が創業したベレフェクトにおいては、「人材育成」「女性の営業」という分野ではある意味先行的な取組をさせていただき、アベノミクスという運も味方についてくださり、お蔭様で経営も順調に伸ばすことができました。
ありがたいことに前期の決算では、創業以来過去最高の利益を出すこともできました。
これもひとえに、多くのお客様、パートナー様、社内のメンバーご支援の賜物だと感謝してもしきれません。
一方で、おおよそ1年前くらいからこの先の自分の生き方・キャリアを見つめ直したときに私自身が気づいたのは、変わりゆく時代の流れの中で、新しく芽生えた大きな挑戦意欲、現場で実践しスキルをもっと高めたいという気持ちでした。
そして、それなりの成果や手応えも感じ、良い流れが滞りなく進んでいる「今」こそ、
未来の自分のミッション達成のために、より高い次のステージへの一歩を踏み出すことが私の結論でした。
私においての起業人生はある意味、自由でした。ベレフェクトのように小さな会社であれば、好きなことを自分の裁量で進め、それなりの責任を担いながらもストレスなく毎日を過ごせることができました。これは起業の醍醐味でした。
しかし、5年後、10年後の長期的なキャリアを見据えたときに、本当にこの状態で私は進化できるのか?という疑問がふつふつと生まれ始めたのです。
今のまま、「慣れた環境」にて毎日を送り続けるのか。
それとも、あえて「慣れた環境」を抜け出して自分にプレッシャーをかけながら、
新しい挑戦に向かって新しい頂きを登るのか。
私は後者を選びました。
キャリアに良い、悪いはありません。正解、不正解もありません。
ただ大切なのは、「自分はどうしていきたいのか?」「自分はどんなミッションを掲げてどう社会に還元し、自己実現を叶えていくのか?」という意思(=WILL)だと思います。
自分が信じる道を歩むことができれば、こんなに幸せなことはないと思います。
まるで蕾が膨らみ花が咲き始めるように心に響き始めたのは、
「マイノリティが活躍できる社会へ」という本来の私自身のミッションを叶えるためにも、将来目指したい方向に向かって、さらなる高みへ成長するための生き方でした。
そのために、今のステージからより大きなステージにてキャリアを経験するためにも
あえて組織の経営に参画するという選択を決めました。そこでは、小さな会社では叶えられない貴重な経験や機会が多く存在します。
そんな時に、運命的なご縁ともいえる株式会社CDGと出逢えました。
次なる大きな目標に向かってまい進するCDG、大きな可能性を秘めたこれからのCDGに、自分を重ねあわせることができたのです。
(CDGは今まで社外役員を務めてきた企業です)
9月1日付にて、CDGもこれからの業容拡大に向けて組織強化目的のために経営企画部を新設し、その担当役員兼部長を拝命することになりました。
もったいないほどの大役を仰せつかり、上場企業の経営者という大きな責任を感じながらもみな一丸となって精励致す所存です。
さらに正直にお伝えすると、私の「もっと上を目指したい」欲は、我が子の成長から大きく影響を受けたことも事実です。
息子との時間を大切にしながら、我が子が小さいときは目の前の仕事に子育てに一心不乱に働くことで精いっぱいでした。起業後も時間をやりくりして周囲に助けられながら仕事も家庭も大切にしたいと願い続けて参りました。
そして我が子が高校3年生になった今、子供は成長し子育てにかかる時間も徐々に少なくなり、私にも驚くほど自分の時間が創れるようになったのです。最近になってようやく、全国出張や、趣味の登山に高じることもできてきました。
我が子の成長とともに私のキャリアスタイルに変化が訪れ、この時点で「もっと成長したい」欲をもはや抑えることはできませんでした。
これは女性特有のキャリアスタイルかもしれません。
子育て状況が変化してきた今だからこそ、大きな挑戦へ飛び込む勇気が加速するように膨らみ始めました。
ちなみに私が最大の力を注いでいる営業女子活躍のための活動「営業部女子課」や大学講師業は、一生のライフワークですので今まで通り変わらず続けて参ります。
営業部女子課のミッション「女性の営業力をもって日本社会の発展に貢献します」も変わらず掲げて、むしろこれから私が経験するキャリアも活かしていきたいです。営業部女子課を発展し社会に貢献できるコミュニティに成長させていきたいと事務局一同、より一層志高く活動して参ります。
引き続き皆様におかれましてはご支援ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。
営業部女子課:http://www.eigyobu-joshika.jp/
そのような意味では、営業部女子課の皆さんと同じく「パラレルキャリア」として本業とライフワーク、ダブルで相乗効果を生みながら人生を思いきり楽しもうと思います!
より一層、私も成長して女性の営業がもっと世に活躍できるよう啓蒙活動を続けて参ります。
ここからが、スタートラインです。
楽な道とは真逆の道を選んだのですから、ハードな日々を送るに違いありません。
自分の非力さに落ち込むこともあるでしょう。
しかし目先のことに一喜一憂せずに、自分で決めた選択に覚悟を持って、CDGに貢献し、社会発展の創造に寄与して参ります。
今までは側面から女性支援や人材育成に携わって参りましたが、これからは何事にも代えがたい「現場実践」という名のキャリアとインプットを積み重ねて学びと経験値を高め、経営力を磨くべき精進致します。
一部の皆様・お取引様にはこのお話を既にお知らせしたところ、驚く方も多く、そして「おめでとう!」と新しい出発に多くの祝福をいただきました。
今までの人生は、本当に多くの皆様に支えられてきました。今回、自分でもビックリするくらいの有り難いお話もいくつか頂戴しました。これまでの道程、しみじみと過去を振返ると、感謝が溢れ胸が詰まります。
なお、ベレフェクトでは非常勤役員として残り、残っている仕事は続けていく予定です。
皆様におかれましては、より一層のご指導の程、心をこめてお願い申し上げます。
お知らせが遅くなってしまったお詫びとともに、落ち着きましたら改めて皆様にもご挨拶させていただきたく思います。
今後のこのブログを通じて、私の奮闘記・成長記をお楽しみいただければ嬉しいです!
両手いっぱいの感謝をこめて!
太田彩子
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(写真はこの夏、北アルプスから望んだご来光です)

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