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断食(ファスティング)6.5日、無事に完遂! と、その後

2016年4月30日

先週1週間にわたって取り組んでいた、断食(ファスティング)6.5日間、無事完遂しました。以前から関心はあったものの、食べ物好きの私に果たしてできるのかどうか勇気が持てず、躊躇していました。けれども友人からの評判を聞き、思い切って挑戦してみたのです。
1週間の断食は人生初でしたが、価値ある経験ができました。以下気づいたこと等を、備忘録もかねて列挙しておきます。
・目的は健康維持と体質改善。息子の弁当作りから解放されてから乱れつつあった食生活に自制心を取り戻すためにも、決意。聞けばファスティングは「臓器の休息」として、健康増進にも良いとか。
・仕事中や人と一緒に過ごしている時間は気は紛れるが、夜の移動時間は食欲が最高値に。特に帰りの駅はヤバい。どこを向いても食べ物の看板だらけ。何をしていても、食べ物が視界に入ってくる。
「ホットヨガ」と書かれた看板をみて「ホットドッグ食べたい!」と唸った時、私は食欲汚染されていると思った(笑)
・当然ながら、今週の会食はゼロ。その結果、早寝早起きが習慣となり、特に早朝仕事がはかどった。
・5日目くらいから、身体に蓄積された老廃物や油分などが体外に排出されたり、不純物が流れ出ていく感覚を味わった。身体が軽くなり、永田町駅の階段登りが爽快に。
・途中、めまいや身体の疲労感は否めない。しかし、これは「好転反応」と呼ばれるそう。
・絶食とはいえ、大量の水分や栄養分は摂取していたため、仕事中の集中力は維持可能。むしろ、短期的集中は絶大な効果を発揮。
・合宿形式など多様なファスティングがあるが、仕事しながら普通の生活を続けたのがかえって良かった。
・空腹は常時続く(特に夜が辛い)が、最後は空腹そのものを楽しめるようになった。
・結果、体重はマイナス、お腹周りが史上最高値でペタンコに(笑)。
前半はあれだけ「肉食べたい、パスタ食べたい!」と叫び続けていたのが、今は油物・添加物を受け付けない体になっています。今朝は回復食のお粥から戻しましたが、その味の旨いこと! この飽食時代、当たり前だと思っていた「食べられること」の感動と、感謝の念を返す返す、感じました。
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そして1週間が経過し「その後」です。回復食の翌日から、仕事の都合上、通常の食事に戻していきました。以下、気づいた点です。
・大好きだったコーヒー(毎朝3杯以上)の回数が減った。
・毎度の食事を、よく噛んで摂取するようになった。消化が良好に。
・激しい登山トレーニングをしたが、体調は絶好調だった。軽量化できたお蔭なのか、快調な動きをキープできた。
・新陳代謝が良くなった。その分、水分の摂取量が増えた。
・体重はあいにく戻ってしまったが、お腹周りはスッキリとしている。
結果的に「断食やってよかった」という自分の中での結論が再確認できました。健康増進のために、今後も週末だけなど、定期的にチャレンジしてみたいと思います。
※写真は、断食中に大量水分摂取を行ったときに大活躍した、登山用のplatypus
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