小善は大悪に似たり
2014年9月21日
心地よいパワー漲った1週間でした。この宣言から20日、新しい環境だこそ今までとは違うインスピレーション、イマジネーションの宝庫です。新しいプロジェクトもスタートで気持ちも高まります。
小善は大悪に似たり。
この言葉をご存知でしょうか?
当社でもこの言葉を基本的な考え方として大切にさせていただいております。
(『心を高める、経営を伸ばす』稲盛和夫著より)
リーダーは、愛情をもって部下に接していかなければなりません。しかし、その愛情は、いわゆる溺愛であってはならないはずです。
“大善と小善”ということばがあります。
たとえば、かわいいために子どもを甘やかし、そのために成長するに及んで、人生を誤ってしまうということがあります。逆に、子どもを厳しく教育し、しつけていくことによって、素晴らしい人生を歩むということがあります。前者を小善、後者を大善といいます。
もし、信念もなく、部下にただ迎合している上司ならば、決して若い人たちのためになりません。それは若い人たちにとって楽ですが、その気楽さは彼らをだめにしていくはずです。長い目で見れば、厳しい上司の方が、部下は鍛えられ、はるかに伸びていくはずです。
優しい上司と厳しい上司。
今までの経験を想い出すと、断然後者のほうが覚えている。
長年片思いしていた末に振られてしまった恋、もう限界とギブアップしそうになった苦行・・・。
当時はまさに艱難辛苦の渦中でも、後のちにそれは自分をステップアップさせてくれるメッセージだと思えて仕方がないのです。
ときには厳しいリーダーになることを恐れない。それは自分に厳しくなること。
これは私のための自戒ブログですが、無意識のうちに自分は小善を選んでしまっていないのか、客観的に自分を視ることが大切です。「自分目線」という保身へ進むのではなく、「チームとしてどうか」「会社としてどうか」「共通ミッションとしてどうか」をぶらさずに信念貫けば、それはきっと正解になるのかもしれません。
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