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前穂高/着実な成長について

2015年5月10日

今日も登山練習に行ってきました。前穂高岳です。上高地出発、岳沢小屋経由でひたすら、急峻な雪の斜面を登りました。
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寝不足が続いたのか、落石がいつきてもおかしくない斜面にて身体は重く感じられました。けれど、頑張って一歩一歩を前に踏み出すと、いつのまにか風もおさまり見惚れるほどの眺望が。
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そして前穂高へ。あいにく、奥穂はガスかかってて見えませんでした。
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標高は、こちら。
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下山後、頑張って登った美しい穂高を上高地から見上げる幸福感!!!
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山という、人が打ち勝てない不可抗力な場では、嫌というほど自分の弱さに向き合います。しかし平地の仕事と違うと学んだのは、無謀な行為や小さなミスを、この山で侵してしまうと命にかかわるということ。それほど、一つひとつの意思決定はこの世界では見かけよりも、重い。
そんな中、私のような、ど素人だけど少しでも上達するためにはどうすればいいのか?
仕事に置き換えてみると、以前、拙著「成功できる人の営業思考」(PHPビジネス新書)でも書かせていただきましたが、成果に近道はなく、着実な努力の上に着実な成長しかありえないと思いました。
どの世界でも、成功・成長するというのは単純ではなく、時に難解で、何よりも挑戦することを辞めない行動や努力がきっかけになるのだと思います。
本質的な成功は、直線的には到達することができずに、迷い、立ち止まったり、捨てたり、選んだり、らせん状にコツコツと目の前の努力というブロックを積み上げながら、近づいていくのだと思います。
私も発展途上の身です。仕事はもちろん、登山も、その他これからの目標に対しても、目の前の基礎を積み上げていくことを通じて、機会を創り出していきたいです。(こんな基本をハッと気づかせてくれるのも、山と触れ合う醍醐味です)
楽しい登山行より自宅に帰ると、大学生の息子君からカーネーションとお菓子のプレゼント。母親業18年目、泣けますね…^^
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