モチベーションは伝染する?(先輩博士からのお話)
2019年3月7日

私が所属する大学院の「Tsuku-場イブニング・レクチャー」で、社会人博士による実践的な研究に関する講演会があり、参加してきました。
講師は当大学院博士課程を修了された関谷大輝先生と、菊入みゆき先生。関谷先生からは「『感情労働』が働く人に与える影響」、菊入先生からは「職場におけるモチベーション伝播」というテーマでお話を伺いました。詳しい内容はここでは控えますが、両博士の研究はいずれも示唆にあふれるもので、私自身の好奇心も大いに掻き立てられました。
以下は講演の告知です。こちら
JTBコミュニケーションデザイン内ワーク・モチベーション研究所長で、明星大学特任教授の菊入先生は、私が所属する岡田研究室の大先輩でもあります。講演の中で特に印象的だったのは「モチベーションは伝播する(モチベ―ションは伝染する)」というお話でした。
例えば、あるプロジェクトに関わった人が、その仕事を面白がっている、心から楽しんでいるような「やる気の高さ」を持っていると、参加者の期待が自然と高まり、全体のやる気も高まるという「モチベーションサイクル」が生まれるそうです。これは私自身の実感として、深く納得できるものでした。
それというのも、私自身、まだ発展途上の身とはいえ、複数の会社に携わり、代表や経営者という立場にあります。菊入先生のお話にあてはめると、立場や肩書の上に安住するのではなく、常に成長と刺激を求め、誰よりも目の前の仕事やイベント、プロジェクトを面白がり、探求心を深め、主体的に働きかけることが何よりも大切です。
しかもそれを「やらねば」という「MUST思考」ではなく、心の底から面白がることで、周りの人たちも思い切り動けるのだと思いました。
そんなことを考えているうちに「あんなこともやってみたい!」「めっちゃ面白くなりそう!」という様々なアイデアがわきはじめ、興奮で脳内にアドレナリンが沸騰してきました(笑)。
改めて、お話を聞かせて下さった先輩博士、そして講演の場を作ってくださった指導教員である岡田先生に感謝したいです。
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