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ファーストキャリアにおける「圧倒的な前倒し」とマインドセット

2018年6月5日

来たる6月9日、営業部女子課のスキル講座「達成女子大学」に、私が尊敬してやまない友人の森本千賀子さんをお呼びします! オンライン参加も大歓迎です。
http://eigyobu-joshika.jp/information/info_study/2720.html
達成女子大学では、「一流のプロ」から学ぶ機会を、との想いで講師皆様にご協力頂いており、参加される皆様にも好評いただいています。その一人が、今回お呼びする、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも特集された森本さんです。
すごいところは、数えあげればきりがないのですが、私が最近新たに発見し、注目しているのは「数多くの失敗をファーストキャリア時に凝縮して経験している」という点です。
森本さんのお話を伺うに、その凄さの一つとして「圧倒的な前倒し」が見えてきました。
通常は何年もかけ、営業パーソンとして習熟していく過程を、千賀子さんは「最初の1年」でクリアしているようです。超初期に失敗やショッキングな出来事を猛スピードで経験したので、経験値が高速でたまり、自分自身の糧となって、成熟したビジネスパーソンに成長したのかと捉えています。
現在私は大学院でカウンセリング心理学を専攻しています。心理学に「マインド・セット」という言葉があります。
この分野における世界的な権威に、スタンフォード大学のDweck博士がいらっしゃいます。
同氏は、この「マインド・セット」を、新しい業務に挑戦する際、失敗に対してどのように反応するか? に関連付けて、以下のように分けて定義しています。
①  「硬直マインド・セット」(fixed-mindset)
②  「しなやかマインド・セット」(growth mindset)
前者は「自分の能力は固定的で変わらないと信じている人」の心の持ちようです。後者はそれとは対照的に「人間の基本的資質は努力次第で伸長させることができる」という信念を持ち、努力と経験を重ねることで、誰でも成長ができる人の、モノの考え方です。
出典元:Dweck,C.(2006). Mindset: The new psychology of success. Random House. (今西康子訳〈2008〉『「やればできる!」の研究ー能力を開花させるマインドセットの力』草思社)
まさに、森本さんはこの後者「growth mindset」の持ち主に違いない!と想像しました。
スーパーウーマンは、生まれつきではなく、前向きなマインド・セットと、努力と行動によるものだと、ますます尊敬の念は深まりました。
6月9日の午前中、お時間つく方はぜひいらしてください。日本全国から、オンライン参加も大歓迎です!
★詳細、申しこみはこちら
http://eigyobu-joshika.jp/information/info_study/2720.html

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