ネーミングについて思ったこと。
2017年6月23日
今回は「ネーミング」について、少し考えてみたいと思います。
「営業部女子課」という私たちの「名まえ」。
私たちの想いが詰まっており、自分で言うのも何ですが、改めて「いい名まえだなぁ」と感じます(笑)。
これまで、名刺交換や事業概要を説明するとき「わかりやすい名称ですね」「パンチがあっていいですね」「面白い名前ですね。どんなことしていているのですか?」などと、お褒めの言葉をかけていただきました。政府の閣僚の方から「ユニークな活動してますね」と言っていただいたこともあります。 訪問先の受付で「一般社団法人 営業部女子課の会の……」と名乗る際、何だか恥ずかしい気持ちになることもあったのですが、運営側のスタッフも、関わってくれる営業女子の皆様も共感してくれており、私はこの名称をとても気に入っているのです。
実はこれまでに、営業部女子課の名前を気に入ってくださり
「●●(営業部女子課と類似しているネーミング)というコミュニティをつくっていいですか?」
というお問い合わせをいただきました。それも一度や二度ではありません。
その理由は、非常にありがたいことに「営業部女子課の名前だけでなく、目指すミッションを気に入ってくださっているから」。
営業部女子課を知ってくださり、そのように感じてもらえることを、本当にうれしく思っております。
ただし、だからこそ「ネーミング」は重要だとも思うのです。
何かをゼロから生み出すとき「どのような名まえを付けるか?」は、いうなれば「命を吹き込む」ということ。名まえはその法人格の「羅針盤」であり「力の源泉」でもあります。
すでに出来上がっている物を「良い」と思って真似て名付けても、それはあくまでも「誰かが作った皮」にすぎません。いずれは突き破って、その中身を自分たちなりのオリジナルにしたくなるものですし、していかなければならないと思います。
自分たちで汗をかき、模索していない「皮」では、すぐに限界がやって来るし、想いもぶれてしまうのではないでしょうか。
「守破離」という有名な法則があります。
例えば、会社に入って最初の頃は「デキる先輩」をコピーして働いていても、やがて自分の個性、強みが経験値と比例して増えていき、先輩のマネではない「私」になっていく。それが「成長」というものでしょう。
精魂込めた「名まえ」が付いた組織には、魂が宿り、ブレません。それほど、ネーミングって大切で尊いもの。
「●●(営業部女子課と類似しているネーミング)というコミュニティをつくっていいですか?」
そんなお問い合わせをいただくたび、そんなことをお伝えするようにしています。すると皆さまにご理解いただき、オリジナルで名まえをつけることの重要性にご納得いただいています。
私たち「営業部女子課」が、何とか前に進み続けていられる理由のひとつは、この名まえの力です。ご支援いただいている皆様に感謝しつつ、ますます、社会に貢献していきたいと思います。