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トップ・オブ・エグゼクティブから学ぶ

2014年2月19日

大御所から学ぶ一日でした。
まず、この御話を頂戴したときに正直な気持ち、遠慮させて頂こうと思いました。何故なら、今の私のレベルでは到底お話なんてできる立場でもなく、身分不相応なこと極まりなかったからです。
なにせ、お相手は、肩書を伺うだけで物怖じしてしまう、日本を代表するトップランナーの大先輩30名近く。その前で、私が講演するというのですから。
しかしながら、「今のままの太田で、飾らなくていいから」と、そっと背中を押してくれたのは、その中のジェントルマンの大先輩たちでした。
だから私も、「そうか。まず私がしている活動、そして社会に訴えていきたいことを、皆様に知っていただこう。こんなエグゼクティブの皆様に直にお伝えできるなんて、何てチャンスなんだろう!私が皆様にご指導いただこう」に切り替え、トップオブエグゼクティブのオール男性の皆様の輪に飛び込んでいきました。
いま私が取り組んでいる女性営業活躍、営業部女子課の活動、そして今後の展望について、落ち着いて一生懸命お話しました。女性営業の活躍が進めば社会的、経済的発展に寄与できることを根拠とともにお伝えいたしました。
過去のスピーカーリストを拝見するだけでも、名だたる歴史的な人物や大学教授ばかり。場違いな場所に迷い込んでしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、なんと、臆病な私の予想とは200%正反対の、大反響だったのです。しかも、歴代の中でも一番和やかで笑いも多かったとのこと。それでも信じられず、恐る恐るその理由を伺うと、どうやら太田がガツガツしていないのが心地よく(本当でしょうか・・・?笑)、想いが伝わり応援したくなる、とのことでした。過分にお褒めいただいたのは承知でしたが、それでも嬉しかったのはいうまでもありません。
「貴女のしていることは、とても意義あることだ。頑張りなさい。」
お隣の席にいらっしゃった、あのメガバンクの元頭取(!)の方から、こう励まされたときは胸がじーんと熱く燃えました。そのお方は、ご自身が現役の頃に当時は珍しかった女性支店長を3名も誕生させたそうで、その時の志やお取組を熱く語っていただきました。
トップオブエグゼクティブの大先輩たちは、驚くほど腰が低く、私なんぞのお話にも真摯に耳を傾けてくださり、女性営業職について多く質問くださいました。そして、人の心をそっと灯してくださるようなたくさんの勇気づけをしてくださいました。大企業の熾烈な戦いの中で頂点に上がることのできる人格、さもありなん!
自分の未熟さ、不完全な稚拙さ、数えればきりがありません。しかし、もったいないくらいのご縁に感謝した後は、やるか、やらないか。一度決めたミッションをスパラルアップして、さらに上のステージを目指して精進していこうと心に誓いました。

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