なぜ勉強しなくちゃいけないの?
2014年6月8日
親であれば、子供に勉強してほしいと思います(少なくとも私の場合w)。けれど、その必要性をどうやって伝えようか?
そんなときに絶好な本がこちらです。
先日訪れた、大学受験生である息子の予備校保護者会。いまどきの受験事情に「ひえーっ」と驚きその熾烈な受験戦争にショックを受けていたところ(笑)、先生が紹介してくれたのがこちらの一冊でした。
「子どもはなぜ勉強しなくちゃいけないの?」
おおたとしまさ著 日経キッズプラス
子供はなぜ勉強しなくちゃいけないの?という素朴な質問に8名の識者が答える形で、子供向け&大人向けそれぞれに響くような文面で書かれているから親子一挙両得です。
瀬戸内寂聴氏「勉強をしないと心の栄養失調になる」、養老猛司氏「昨日の私と今日の私が違ってくる」など名語録もたっぷりで、自分のための勉強という意味で大人が読んでも十分満足です。
働くようになるとそれは「義務」と「責任」という枠で考えねばならぬこともあるけれど、勉強という各自に委ねられた義務のない世界だからこそ、知的好奇心を育むのもその人の意思次第。
ふとこのことから、先日の米国ASTD(私は行けなかったのですが、他の人のレポートより)で基調講演したアリアナ・ハフィントン氏(ハフィントン・ポスト創業者)が「幸福に生きるための柱」のひとつとして挙げていたのがこちらでした。
Wonder(不思議に思うこと)
人生は、そのセンス・オブ・ワンダーの連続なのかもしれません。小さなことへの発見や驚きが、より大きな探求に膨らんで、新しいものを生み出していく。勉強をし続けることで想像が生まれてビジネスも社会も発展すると思えば、勉強は子供のみならず人生一生ものですね。
★この一週間のTOPICS★
この7日間も、本当にいろいろな出来事が矢継ぎ早に起こりました。
ハッピーニュースとしては、間違いなく2014年の中で最も嬉しいニュースも舞い込み、歓喜の叫び&有頂天!あ~この仕事やってて良かったぁ、と万歳3回。告知できるようになったらまた公開しますね。一方で人生の中の大きな決断をする機会もやってきたり。ジェットコースターのような7日間でした(笑)