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お久しぶりの投稿です。女性版骨太の方針2023では女性役員比率30%/営業分野へのリスキリング

2023年6月7日

本当に、本当にお久しぶりの投稿です。


「何か書かなければ」と日々思いつつ、もともとが筆不精で、どうしても腰が重かった。
その過程では知人のライターさんから「ほんのちょっとでいい。思いついたことを書くだけでいい」と、
ハードルが低~い助言をしてもらったものの、それでも書かず。


「職業柄、機密保持の観点から言えない、書けないことが多くて……」などと、自分で自分に言い訳してみたりしているうちに(ただし、この点は本当)
気づけばFacebookも半年以上無投稿、趣味の登山専用インスタさえも、存在自体が忘却の彼方へ……。
Twitterはアカウントさえもない。


その結果、このページを久々に訪れてみると、実に3年間も放置し続けていたことに気が付き、
我ながら呆れかえって、筆を執った次第です。


さて、そんなときに「へえー!」と思う記事が流れてきたので触れておきたい。


内閣府男女共同参画会議で「女性活躍・男女共同参画の重点方針2023(女性版骨太の方針2023)」(原案)が
示されたという記事が。



そこには「2025年までにはプライム市場上場企業では女性役員1名以上を選任」することに加え
「2030年までには30%以上を目指そう」とあるのだ。30%というのは、いまある現実から見てみても、
アグレッシブな方針であると私は捉えた。

(資料)
https://www.gender.go.jp/kaigi/danjo_kaigi/gijisidai/ka70-s.html


(女性版骨太の方針2023(原案)概要)
https://www.gender.go.jp/kaigi/danjo_kaigi/siryo/pdf/ka70-s-1.pdf



私自身、多様性を推進する立場で、様々な仕事や活動に長く関わってきた。
だからこそ、その重要性や影響度については痛いほど理解している。
特に取締役会という、企業の重大な意思決定や監督の場に身を置いていると、
なおさら強く感じることがある。(このテーマについては、また後日)


加えて記しておきたいのがこちらだ。


5月に男女共同参画局で開催された「女性活躍と経済成長の好循環実現に向けた検討会」(上記の女性版骨太の方針2023の源流ともなった検討会)の資料に、以下のような記載があった。


====引用====

女性リーダー人材の育成に当たっては……
(中略)また、女性労働者がキャリアアップのために自律的に学ぶことを促すことも重要である。
雇用保険の教育訓練給付のうち、IT、データアナリティクス、プロジェクトマネジメント、技術研究、営業/マーケティング、経営・企画、観光・物流などの高い賃金が獲得できる分野、高いエンプロイアビリティの向上が期待される分野について拡充を検討し、女性労働者がリスキリングによりその能力を向上させることを支援すべきである。


https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/kouzyunkan/6th/pdf/2-1.pdf

より

==========


「チャットGPT」などの生成AIのことが日々ニュースになり、働き方の未来に関しては、不透明なことがとても多い。
そんな中でも「無くならず」「比較的稼げる」仕事として「営業」分野へのリスキリングが記載されているのだ。
営業部女子課を13年以上続けてきた私にとって、なんとも嬉しいことだ。


取締役会におけるダイバーシティや職場におけるジェンダーギャップなど、課題はまだまだ残されている。
それでも、自分ができる課題解決に向けて、これからも愚直に取り組んでいきたいと感じます。

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