【営業部女子課レポート】マイクロソフトのプレゼンの神様が教えるプレゼン術!次回の講座は「数字に強くなる」です。
2016年11月15日
去る10月12日、営業部女子課「達成女子大学premium」の第3回講座が開催されました。
第2回に続いて、マイクソフト社にて開催された今回、大きな盛り上がりを見せました。
何と言っても講師は、日本マイクロソフト社で「プレゼンの神様」とも呼ばれる、澤円さん!
テーマは「相手を動かすプレゼンテーション ~外資系エリートが教える~」。
ここでしか聞けないお話、ここだからこそ共有できる内容が目白押しで、非常に充実した内容になりました。以下、当日の模様の一部をご紹介します。
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オープニングは、1期生どうしの報告です。以下のようなポイントについて伝え合いました。
■前回の「ストレングスファインダー」の講義を受講してみて、自分自身にどんな変化があったか?
・受講したことで自分自身の強みを生かせるようになった。
・講義で得た内容を職場の仲間たちとも共有している。
・相手の特質や資質を受け入れることができるようになった。
■設定した目標に向かっての進捗状況は?
・順調に進んでおり、達成に向かって近づいているが、改善できる点もあると思う。
・うまく達成できていないので、この講座で改善していきたい。
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そしていよいよ「相手を動かすプレゼンテーション」講座が開講です!
澤円さんは実に、年間250回のプレゼンテーションや講演を担当する、超売れ子の講師です。
マイクロソフト社ではトップを走り続け、今年に入ってからもプレゼン7連勝。その理由を自分なりに研究し、言語化して、プレゼンテーションに関する講座としてアウトプットするようになりました。
(グイグイ引き込まれていく魅力的な講義で、本当はぜんぶお知らせしたいところなのですが……知りたい方は、澤さんの書籍やセミナーにご参加ください!)
■プレゼン力を上げるには?
素晴らしいプレゼン、残念なプレゼンとはどんなものでしょう?
・素晴らしいプレゼンは、何かを始めたくなる、誰かに伝えたくなる。
・残念すぎるプレゼンは、帰りたくなる。眠くなる。
分かってはいるけれど、どんなふうに腕を磨いたらいいかわかりません。
今回「プレゼンは自分の責任で、けれど誰でもうまくなれる!」というお話が印象的でした。
意識的にプレゼンの力を磨こうとすると、あらゆるところにそのチャンスがあることに気が付きます。
会議中はもちろん「エレベーターピッチ」と呼ばれる、エレベーターの中での会話によるプレゼン、飲み会のときの盛り上げトーク、病院に行って症状を訴えるのもある意味、プレゼンです。
とにかくたくさん「アウトプット」してみること。アウトプットすれば、聞き手の反応を見ることで、その内容の価値がわかるようになります。その結果、その後のインプットの内容にも価値が出てくるのです。「プレゼンは、いつか自信がついてからやろう」では力はつきません。
■プレゼンの「核」を意識せよ
「伝言ゲームを制するものは、世界を制する」という言葉があるそうです。
もし、自分が放ったプレゼン内容が、伝言ゲームの「起点」だったとしたら。何人もの伝言ゲームを経ても、最後まで同じ内容で伝わるだろうか? を考えてみましょう。
「これをやると、こんなことが叶えられる!」といったように、明るい未来が見えるような内容だと、どこまでも伝わって行く伝言ゲームになります。
そこには聴いた人がつい、他の人に教えたくなってしまう、プレゼンの「核」が必要です。
大切なのは「核はシンプルである」こと。小学生でもわかるように、ブラッシュアップすること。
一方で数字は強調すること。詳細説明は別に資料を添付すること。大切なのは「明確に、シンプルに」。
■その他
スライドの使い方や画像や写真、図形やコピーの活用テクニックなど、具体的なハウツーまで教えていただきました。また、プレゼンのときの立ち方、動き方、自信があるように見せる方法、相手への「刷り込み」の方法までお話しいただきました。人間の思考パターンをよく分析したうえでの、効果的なプレゼンのノウハウが盛りだくさんでした。
90分間の講義では、会場に集まった全員が、もう瞬きする間もなく高い集中力を発揮しました。
笑いもたくさん起こり、まったく飽きを感じさせない「さすがプレゼンの神様!」を体感できたのです。
「プレゼンテーションは女性のほうが有利。なぜなら、鏡を見る機会が多く、表情豊かになりやすいから」と、澤さん。
最後に、こう締めくくってくださいました。
「誰でも必ず上達します。そして必ず成功します」
拍手は鳴りやみませんでした。それほど、素晴らしい「プレゼン術」のプレゼンだったのです。
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この後は、1期生の皆さんで懇親会を開催。講師の澤さん、そして私も参加しました。
そこでは、改めてメンバーの自己紹介を聞くことができました。
「私は今の会社の営業女子1期生だった。最初は苦労もあったけど、今では後輩営業女子も育ってきている」
「営業が大好きで、出産後も達成女子になることを条件に、会社に働きやすい職場環境を直訴することができた」
「今はプレイングマネジャーとして、20代でリーダーを任されている」
「事務職入社であったが、営業に転身してから毎日やりがいに満ち溢れている」……。
それぞれの想いや人生ドラマに、熱い気持ちになり、つい涙が出る場面もありました。
1期生には営業ママも複数いることが特徴です。彼女たちの話を聴くだけでも心強く、仲間の輪っていいな、と改めて思いました。
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営業女子が長く活躍していくためには、ライフイベントなど、様々にのしかかってくる課題とうまく向き合い、クリアしていかなければなりません。
そんな中でも、しっかり「達成経験」を積んで、いつでも会社や社会から「必要とされる」「価値ある」営業女子になっておくことが大切だと、改めて感じました。そのためには「孤独に頑張る」よりも、会社だけでは学べない知識や考え方を「良い仲間と切磋琢磨しあいながら学べる環境に身を置く」ことが大切なのではないでしょうか。
達成女子大学1期生の皆さんには、卒業までに営業女子として達成女子になってもらうため、定性的、定量的な目標を宣言してもらい、その進捗について本部と共有し、受講生どうしで励まし合える仕組みを用意しています。他流試合を行いながら、切磋琢磨できる仲間の中で、自分自身を「達成女子」に育てていくのです。
すぐに成果が出なくても、ひとりひとりに本部が伴走します。全員が、達成へのヒントを持ち帰ることができると信じています。
次回の「達成女子大学premium第4回」は12月10日(土)。
営業を“数学的に”考える ~数字に強くてロジカルなビジネスパーソンに変身しよう~
講師は、深沢真太郎さんです。
深沢真太郎氏
ビジネスパーソンの思考力や数字力を鍛える「ビジネス数学」を提唱し、人財育成に従事する教育コンサルタント。延べ5000名以上の指導経験を持ち、様々な大手企業の人財育成をサポート。主な著書に「仕事に使える数学」(ダイヤモンド社)、「数学女子智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。」(日本実業出版社)など多数。公益財団法人日本数学検定協会「ビジネス数学検定」1級AAAは国内最上位。
単発でのお申込みも大歓迎です。ぜひ!
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