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【営業部女子課】夏の女子会2016TOKYOの盛況レポートです

2016年7月26日

毎年恒例となり、今年で6回目を迎えた「営業部女子課・夏の女子会」。去る7月23日「夏の女子会2016TOKYO」が開催されました。熱気に包まれ、大きな盛り上がりを見せた会場のレポートを、写真とともにお届けします。
集まったのは、多種多様な業界で働く現役の営業女子のみなさん。そして営業女子を応援する、男性・女性の先輩方(企業の経営者や管理職、人事ご担当者様など)。総勢100名が参加してくださいました。
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「営業部女子課の集まりには初参加」という方も多かったのですが、テーブルごとに別れたグループ内であっという間に打ち解け、あちこちで名刺交換や会話の花が咲きます。
「うちの会社は私よりも上の年次の営業女子がいないんです!」「私の会社もそうです」などと、業界は全然違うのに、同じ境遇を分かち合う場面も見られました。
業界そのものがまだまだ男性中心で、配属されても女性は自分だけ……という境遇に置かれることが多い営業女子。結婚や出産を機に辞めてしまう人も多いので、「夏の女子会」は、悩みを共有できる仲間との、貴重な出会いの場になっています。
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現役の営業女子の方は「○○系営業女子」と、働いている業界が分かる形で自己紹介します。営業女子を応援する立場の方は「応援する熱い想い」を語りながら、それぞれ自分が所属する会社の女性活躍に関する取り組みをシェアしました。
今回のテーマはズバリ「リーダーシップ」。女性活躍推進法が施行されて、女性管理職の比率を高める動きが高まっているものの、実際には8割の女性が「管理職にはなりたくないと」と感じている、とのデータも示されました。テーマの狙いは「役職としてのリーダー(管理職)になろう」ということではなく「職場で、自分の強みを発揮できる人になろう」という意味合いです。リーダーシップとは、積極的に周囲に働きかけ、影響を及ぼし、良い状態へ導いていけるよう、自分の役割を把握してこなす思考回路と行動力、というように位置づけました。
第一部は、参加者同士で考えるグループディスカッションです。「リーダーシップがあるのはどんな人?」というクエスチョンに対し、会場からは「気配り、気遣いができる人」「ブレない軸を持っている人」「自分の知見を積極的に共有している人」といった意見が出ました。指示・命令型のトップダウンではなく、女性ならではの視点で「周囲と繋がる共感力」を大切にする意見が多く出ました。ディスカッションは盛り上がり、会場は熱気に包まれていきます。
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第二部は、リーダーシップを実際の営業現場で発揮しているゲストをお招きしてのパネルトーク。結婚式の企画・運営、サービスを行う東証一部上場企業「株式会社ノバレーゼ」の取締役営業本部副本部長・植野真理子さまをお呼びし、主宰の太田が、そのメッソドに切り込みました。創業当時、たった6人だったノバレーゼは、今や800人規模の企業。植野さんはその最前線のリーダーとして活躍されてきたのです。
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植野さんは、リーダーになったばかりの頃に起きた、部下の大量退職という失敗や、そこから学んだ「リーダーシップ論」、スタッフをどのように盛り上げて活躍を支援していくかの「植野流仕事術」まで、余すところなく披露してくださいました。その中には「今は嫌われてもいい、けれど10年後に感謝されるリーダーに」という格言や、かつて上司に言われた「リーダーになるならプライベートを捨てろ」というビックリ指令の真意まで、私たちの心に刺さる言葉がたくさん散りばめられていました。
今でこそ「なでしこ銘柄」(経済産業省が東京証券取引所と共同で選出する女性活躍推進に優れた上場企業)にも選ばれるほど、女性が活躍し、働きやすいノバレーゼですが、軌道にのるまでは大変なご苦労をされたとのこと。大阪の店舗を任された際は、府内の一件一件に飛び込み営業をして、それでも半年間、けんもほろろに断られ続けたそうです。参加者の皆さんからは「生の話はやっぱり心に染みる」といった声を多く頂戴しました。
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また、今回の女子会では協賛企業様のお力も頂戴しました。
P&G 様より「パンテーン製品」のご紹介です。営業女子は第一印象が命です。髪のケアは必須ですよね。
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次に、日本経済新聞社様。営業職であれば、業界動向や顧客知識のインプットは必須です。日経新聞様からプレゼントもご提供いただきました。
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ご参加いただきました営業女子の皆様、営業部女子課に共鳴いただきご参加いただいたこと、心より有難うございました。そして、営業女子を応援してくださる男女の皆様、営業部女子課に共感していただき参加いただきました皆様、元営業の皆様、みなさまのご理解やご支援は大きな励みになっています。心からご参加有難うございました。
最後に……。
大いに盛り上がり、たくさんの出会いと感動が生まれた「夏の女子会2016 TOKYO」。企画・運営の中心となった幹事メンバーなしでは、この舞台は創り上げられませんでした。
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幹事リーダーの、ふるふる(人材系営業女子)、ゆっしー(BPO系営業女子)、ちあ(置き薬系営業女子)の3人です。3か月前から、毎日、打ち合わせやSNS上のやり取りを続け、スタートの1分前まで、全力で準備に奔走してくれました。本業の仕事をこなしながら、ここまで走りぬいた3人には、大きな拍手を送りたいです。
幹事のみならず、事務局や当会スタッフ、当日ボランティアでお手伝いいただいた仲間の皆様には、感謝してもしきれません。心から有難うございました。
営業現場ならではの、日頃のハードワーク、数字のプレッシャー、残業だらけの毎日、女性の先輩のロールモデルがいない……などなど、押しつぶされそうな毎日を送りながら、それでも「営業が好き」な皆さん。「悩んでいるのは私だけでなかった」「参加して本当に良かった」といった声を沢山頂戴できたのは、私にとっても大きな励みになりました。
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これからも営業部女子課は
①  営業女子そのものの数を増やす
②  営業女子になっても仕事を辞めずに働ける社会を創る
③  営業力を持つ女子を増やす
を掲げます。そしてこれらを通じて「営業女子100万人で輝く社会を!」をスローガンに、営業女子が長く活躍し続けられる社会創造に貢献していきます。
さあ、次回は8月6日、大阪にて開催です。関西の営業女子の皆様、営業女子を応援したい元営業男女、先輩の男女のみなさま、営業部女子課にご賛同いただく営業以外の皆様、お待ちしております!
詳細はこちら
http://eigyobu-joshika.jp/2016/06/26/summer2016/
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当日の様子は、毎日新聞さんにも掲載いただきました!
営業部女子課:管理職像へ、女性の「リーダーシップ」で意見交換
記事はこちら
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