「トレーニングは裏切らない」!
2018年6月18日
この週末、梅雨の晴れ間に、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根ルートを日帰りでソロ登山してきました。
このルートは長く急峻で(そして下山は永遠かと思うほど長く辛い)自分自身の体力を確認するためにも最適だと感じます。
「体力はあるほうが、スポーツは楽しめる」。
これまで山のプロや山友からそう教わり、実際、その通りだと実感しています。
登山以外のスポーツもそうなのかもしれませんが、技術が大切であると同時に、基礎体力がしっかりしていることが大前提だと教わりました。体力があるほうが、登山の場合は長く歩けるし、行動範囲が広くなり、様々なバリエーションルートにもチャレンジできます。タイムがすべてではありませんが、少しでも早く行動できるほうが、悪天候などのリスク回避にも繋がります。
ですから、忙しくてなかなか山に行けない日々の生活でも、できる範囲の筋トレや心拍のトレーニングを少しずつ続けてきました。ジムで鍛えるだけでは、本番に通用するかがわからないので、こうして時折山に行き、息の上がり方や体のバテ具合などを自分でチェックします。ちなみに、毎月体脂肪や筋肉量を測定していますが、この3か月で明らかに変わったのは、体内の筋肉量が増えたことです。トレーナーさんいわく「これは運動をする人にとって良いこと」とのことです。
そして今週末、黒戸尾根ルートの日帰りに行ってみると……少し成果が出ているのを実感しました!!
半年前と比較しても、急峻な坂も昔ほど激しくゼーハー息がそこまで上がらなくなったし、特に下山時のバテ具合の減少など、感覚ではありますが、手ごたえを感じました。つまり「トレーニングは裏切らない」!今はあくまでも自分の感覚なので、登山中、数値で測定できれば、もっといいんでしょうけれど。
体力の課題はまだまだ、これからです。山に行けば、感動を覚えるほどの健脚の方が本当に多くいて、その速さや体力、安定した体幹に憧れます。引き続きトレーニングを重ね、基礎体力を万全に整えたいと思います。すべては、行きたい山に登るために!