「わたしたちのまわりにはね、たくさんの呪いがあるの」という「呪い」に出会ったときは?

「わたしたちのまわりにはね、たくさんの呪いがあるの」

大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」に登場した、石田ゆり子さん演じる「百合ちゃん」のセリフです。大崎麻子さんによる著書「エンパワーメント~働くミレニアル女子が身につけたい力~」(経済界)は、この衝撃的なセリフの引用から始まります。

「呪い」。つまり「固定観念」だらけの社会で、いかに私たちが本質的なものを見据えて生きていくか。(詳しく知りたい方は、ぜひ大崎さんの本をお読みください)

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『エンパワーメント~働くミレニアル女子が身につけたい力~』(経済界)
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著者の大崎さん(関西学院大学客員教授)には、政府の「WAW!」で毎年お世話になっています。昨年は「地方からのイノベーション」、そして今年は「無償労働の再分配」をテーマにしたハイラウンドテーブルで、上手にリードして頂き、登壇者の皆さまとも深い議論ができました。

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私がとても尊敬する、聡明な、女性エンパワーメント専門家のお一人です。

本書には、この「呪い=固定観念」を超えた、様々な生き方や働き方が書かれています。国の支援策から身近なロールモデルまで、幅広い情報がちりばめられています。その中の一つとして、「営業部女子課」もご紹介いただいています。

では、そんな「呪い」に出会ったとき、あるいは、自分の中に「呪い」の存在を感じたとき、一体どうすればいいのか?

大崎さんは「声を上げる」ことの大切さを提案します。

例えば、メディアで共感する記事やニュースがあったら、その感想をメールや視聴者コーナーに投稿してみる。そのことが、メディアを作る側の人たちの支えにもなり、反響に応じて、同じような企画が通る可能性も高まる。傍観者でいるのではなく、私たち一人ひとりにも参加できる活動が、私たちの暮らしの中にはたくさんあるのです。

多くの情報だけでなく、勇気ももらえる、人生の指針になるような本です。

カテゴリー:本・映画のこと